生命保険選びのポイント
STEP01 . 生命保険を選ぶ前に


なぜ保険に加入するのか


保険に加入する前にすることといえば、パンフレットをかき集めたり、雑誌を読んだりしてどれが損か得か……を考える、という人が多いのではないでしょうか。
保険には、死亡保障、医療保障といった保障の種類のほかに、掛け捨て型や貯蓄型、その組み合わせなど、考えなければならない要素がたくさんあります。また、いろいろな保険を見て、「保険料が○○円なら掛け捨てよりも貯蓄型の方が得だな」などと考えたくなる気持ちもわかります。
しかし、保険への加入には損か得の判断以外の観点も必要ではないでしょうか?


保険の原理原則に立ち返る


保険とは、簡単にいうと「もしものことがあっても、家族が現在の生活レベルを維持するだけのお金を確保するための手段」であり、保険料はそのためのコストです。
さて、保険はこのように考える人たちがそのコストを出し合い、例えばAさんに「もしものこと」があった場合に、出し合ったお金のなかから、Aさんの家族が今の生活レベルを維持できるお金を支払うというシステムです。ここでいう「もしものこと」というのはAさんが亡くなる、あるいは病気になるという2つのケースでしょう。そしてAさんの家族が現在の生活レベルを維持するということは、原則として、Aさんが将来(通常は定年まで)にわたって働いて得る所得分を確保することといえます。

ですから、生命保険に入ろうと思ったらまず、次のことを考えるようにしてください。




こうした観点で考えると、保険というものがスッキリしてきます。
何かあったときのために備えるコストというところから、保険は貯蓄ではないということがわかります。つまり保険は原則「掛捨型」になるのです。
そして、「もしものこと」とは、多くの人にとって、死亡する、病気になることですから、死亡保障のための生命保険、医療保障のための医療保険にはいるとよいのではないか、と考えていけばよいのです。

以上のような考え方はあまりにも当たり前すぎるためか、あまり意識をしなかったり軽視してしまいがちです。しかし、この考え方を忘れてしまうと、保険を選ぶ際の視点が定まらず、必要のない保険や高額な保険などに入ってしまうことになるのです。
ここまで、商品の種類についてはほとんど触れていませんが、自分に合った保険を選ぶためには、「生命保険の原理原則をに立ち返る」ということが最も重要なのです。保険の種類を知るのはその後でも十分です。
このことを念頭において、加入すべき保険を考え、具体的な保険選びのステップへと進んでいきましょう。



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